三百年に及ぶ長い歴史の中で、八代目という地位を今日まで受け継ぎ、九代目も50歳という歳になりました。手打ちそばという、伝統の技を損なうことなく、綿々とその品質を保ち続けられたのも、たゆまぬ努力もさることながら、お客様という大切な主役が、この本家鶴喜そばの存在を支え続けて下さったおかげと熱い気持ちで御礼を申し上げます。
坂本という特別な地域にあって、当地に来られる人々の為に、今後ますますの精進をいたします。地域の為にも、家業の為にも!ご来店お待ち申し上げております。
八代目店主 敬白
享保元年に当代鶴屋喜八が、この地、坂本に「手打蕎麦鶴㐂」を創業して以来300年以上もの間、味や技術を受け継ぎ、守り続けてまいりました。地元の方や参詣の方をはじめ、様々な方々に当店の蕎麦を食していただき、長年にわたり御贔屓にして頂いた事により、今日まで存続してこられました。「手打蕎麦鶴㐂」を支えて下さったお客様には、ただただ感謝するばかりでございます。
坂本に立ち寄られた際には社寺をお参りし、石積みの町 坂本の歴史と、その素晴らしさに触れた後、昔ながらの手打蕎麦を築130年以上の風情ある店内で、お楽しみ下さい。従業員一同、心よりお待ち致しております。
九代目店主 敬白